新冠川から貫気別川
静内温泉に泊まって,翌朝静内川を探索に出かけた。しかし高見ダムから上は
砂利道になって、うっそうとした原生林に囲まれてくる。相棒はヒグマが怖いらしく、
「ひきあげましょう」という。川が大きすぎて太刀打ちできそうもないのだ。
静内温泉のすぐ後ろが,無料キャンプ場になっていて、 静内川中流部の雄大な流れ
駐車場は関東方面の車が殆どだった。温泉付きだ。
貧乏旅行には、ここのバンガローが良かったか?
新冠川はヤマメが濃い。中流の頭首工の魚道は エッサマン(餌釣り師を揶揄する呼び方)としても
まるで機能していなかった。ウイークデーでも とりあえず竿を出してみる。
フライマンが多かった。
苫小牧駅前の,第一洋食。大正時代の創業。 貫気別川。去年の8月ここで尺ヤマメが釣れた。
3年前に通ったとき、休業日だった。やっと念願の
ハヤシライスにありつけた。セットメニュー1500円。
静内川も新冠川も、昼時の苫小牧に合わせるために、
あわただしい回り方になってしまった。
この日も実質移動日となってしまった。執念深く3年間もハヤシライスに
固執するのもおかしいけれど、大正の味を味わってみたかったのである。
ゆっくりと昼食をすませ、高速道をさらに南下。貫気別川を目指した。
苫小牧=ト・マク・オマ・ナイ:沼の奥にある川。tomakomai
静内=シュツ・ナイ:麓の川
=シュッネー:狭い沢の入り口 どうやらこちらのほうが地形に合っているらしい。sizunai
新冠川=ニカプ:木の皮。厚司を作るオヒョウダモをいう。niikappu
貫気別川=ヌプキ・ペツ:濁っている川 nukkibetu