意外性を秘めた 雄武川
雄武川は道々49に沿って流れる。上流部は牧場の中を縫うように流れ、
中流部は渓畔林に囲まれた歩きやすい川だった。
下流部は川幅が広く、浅瀬の連続。水深10Cmほどの瀬でヤマメがいくらでも釣れた。
下流に近い流れ ここで思いがけない大物36Cmのヤマメを釣って、ご満悦の佐藤さん。
渓畔を彩る野生の花々。
ピンクのクローバーと
野菊のような白い花。
旅の疲れを癒してくれる、
可憐な花にはいつも感謝。
水面から10Mもの上にある
橋げたとコンクリートの土台の
間に,流木が挟まっていた。
上流部が農地や牧草地に
開発されたために、
山の保水能力が落ち、
大雨のときの
川の暴れようが想像できた。
雄武=オ・ム・イ:川口が(砂で)塞がる所(川)omu
*音別川も全く同じ意味、オムペツ。R38からその状況が見える。
*アイヌの人たちは、川尻≪河口≫の状態をそのまま川の名前にしたケースが多い。
R5から観察できる長万部川(オシャマンベ)などその典型。オ・サマム・ぺ=川尻が横になっている川。
可笑内、岡志別,岡春部川などなど、河口に狩り小屋のある川の意味だ。
多分そこが、漁や猟に最適な場所だったからだと想像できる。
ウッツナイ川などは支流が本流に肋骨のように直角に交わるところを言う。
内地のいたるところにある宇津野地名は、典型的な名残だ。
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