守門川
初夏の守門川をみるかぎり、素晴らしい流れを保つ。
廃村になった吉ヶ平までの守門川は、このあいだまで
まだ砂防堰堤ををつくり続けていた。
そして、今になってやっと魚道を整備し始めた。
人々が山から離村する前に、やるべきだった。
失われた自然に、村人たちは、決して文句を言うことなく
生れ故郷を去ったのである。


   
        残雪の粟ヶ岳が美しい下流部の風景         中流部の荒い流れ                 

最近付け足した魚道 とても機能しているとはおもえない。